リノケロスフタマタ原名亜種 Mt.Halimun産飼育記録

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前書き リノケロスフタマタクワガタ原名亜種(Hexarthrius rhinoceros rhinoceros)

リノケロス原名亜種はインドネシアジャワ島に生息しています。

顎が直線的に伸びるスマトラ亜種と違い、顎が強く湾曲するのが特徴です。

現地ではブケットフタマタクワガタと混生しています。

僕は実際に海外遠征にてジャワ島に訪れたことがあるのですが、ブケットとリノケは同じライトトラップに飛んできますし、樹液採集でも同じ木についていることもあります。

インドネシア 西ジャワ州 ハリムン山近辺

種親紹介

雌雄産地サイズ累代備考
ジャワ島ハリムン山 スカブミ 75.7mmWD
ジャワ島ハリムン山 スカブミ31.8mmWF1同腹でリノケロス純血が得られている
♂WD この個体は1箇所ふせつが異常に太い
♀WF1 この個体は左右非対称で特徴が分かりにくい
下方向にも強く湾曲する

飼育計画

目標

  • 80mm超えを作出する
1.ペアリング・産卵セット 
2025年6月3日
ゼリー交換以外は様子を見る。採卵しティッシュで管理する。孵化後はプリカで完熟マットで管理
2.二齢幼虫200プリカ投入
2025年10月下旬
二齢幼虫回収→個別飼育へ800プリカに1頭ずつ管理
主に使用する飼育用品

産卵セット

  • 濃厚タンパクゼリー
  • ナラ材
  • 中ケース

幼虫飼育

  • 【礎】笑山クワガタマット

リンク

参考:
BEKUWA90号 

1.ペアリング・産卵セット 2025.6.2

このペアは体長差が44mmもあったためポジションに戸惑っていたが、交尾自体はやる気満々でした。

♀から積極的に下に潜るようなそぶりを見せていた。

産卵セット 2025.6.2~

フタマタクワガタに使う材は爪を突き刺して跡が残る程度の硬さですね。

僕の場合は実際に手に材を持ってみて、軽いと感じた材を選んでいます。

手に持ってずっしり重い材は硬いことが多く産卵数が伸び悩んでいます。

表面に産むため芯があるかないかは関係ないかと思います。

産卵僕は通販ではなくショップで選定した方がいいですね。

いずれもショップに行き軽いと感じた材を入手した
種類特徴水分量産卵数
Aナラ バクテリア材 中(6.2~)普通乾燥気味4
B廃植菌カワラ材(6.5~)かなり柔らかい多め1
Cナラ材 大(6.12~6.30)柔らかめ普通
Dナラ材 中(6.12~)柔らかめ普通7
Eナラ材 小(6.10~)超柔らか普通4

CDEは10分程度加水し、2日間陰干後バクテリア材にしました。

hachi

夜に産んでいることが多いので割り出しは日中行った方がいい

卵の管理方法

幼虫飼育

羽化個体

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この記事を書いた人

20代
マルバネを中心にブリードをしています。

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